ごあいさつ

こんにちは、院長の笛木です。『ふれあい動物病院』という名前は、病院前のふれあい道路にちなんで付けさせて頂いたのですが、私はかねてより人と人との付き合い・ふれあいを大切にして生きて来ましたので、この『ふれあい』という言葉を動物病院名に頂けたのは光栄なことでした。
動物はしゃべる事が出来ません。従って、具合の悪い動物を目の前にした時に頼りにしなければいけないのが飼い主さんの訴えです。ここで大事になるのが、獣医師と飼い主さんのコミュニケーション(ふれあい)です。
私は常に、獣医師の立場として『ヒトと動物のふれあい』はもとより、『ヒトとヒトとのふれあい』も大切にしています。この子が具合が悪いのは何故なのか、出来る治療は何なのか、予想される予後はどうなのか、ひとつひとつ時間をかけてお話します。分からない事、疑問に思った事は遠慮なく聞いてください。
近年、獣医学は急速に発展し、人間と同じような検査を行うことが出来る様になったおかげで、以前には分からなかった病気も発見出来る様になってきました。また、同様に人間と同じような治療をすることが出来る様になったおかげで、以前は助からなかったものが助けられるようになってきました。しかし高度な検査・高度な治療は命がけの検査であったり命がけの治療であったりする事が少なくありません。
動物に対する治療は、動物が自分の意志で選択することは出来ないので、飼い主さんが代弁してあげるしかありません。デリケートな選択をしなければならない場面も多々あります。従って大事な治療方針を決めて行くためには、日常のコミュニケーション(ふれあい)を大切にしながら築いた信頼関係がとても大切なのです。
私も、もう一人の獣医師である妻も、純粋に動物が好きでこの仕事に就いています。我々も犬1頭、猫3頭飼っていますので、飼い主さんサイドの気持ちもよく分かります。1つでも多くの命を助けられるよう、精一杯頑張ります。よろしくお願い致します。

ふれあい動物病院院長 笛木 敬祐